『てんぴょ002号

●巻頭インタビュー
中村一美
日本現代美術をリードする実力者。軽井沢セゾン現代美術館での回顧展を振りかえりながら、創作の原点は何かを聞く、計り知れない創作エネルギーの裏にある意外な事実。

●世紀を越えて
日本美術の新たなる幕開け

東山魁夷の死から透けて見える新しい世紀の日本美術の可能性について、本誌編集長が綴る。

●画廊物語
不忍画廊・荒井一章 展覧会屋を略して『ランカイヤ』と自らを称した異色の画商、木村東介(羽黒洞店主)の薫陶を受けて、アウトサイダーの画廊として、異色の画家を世に発表しつづける荒井氏。
画商の醍醐味は絵を売ることではなく買う事にあるという。

●美術館の舞台裏
渋谷区立松涛美術館  光田由里
吉仲太造展
無名に近かった画家をなぜ今発表するのか。現代日本が抱える社会の病理を鋭く見ぬいた画家を発表する経緯を見る。

●NEXT LEVEL
中沢研
武藤博美

30代の有望作家を2名ずつ取り上げる、新コーナー
30代は美術の中ではまだまだ新人。しかし、実社会ではもちろん立派な大人。そして、モラトリアムから抜け出て、美術で生きていくのか、否が応でも迫られる。だからこそ変化はそこで生まれる。そんな作家の言葉と作品を伝える。

●展評・ピックアップ
パリ展帰国記念 色心不二 籔内佐斗司の世界展

文●小泉晋弥(茨城大学教育学部助教授)
大熊敏之(近代造形史、日本近代美術批評史)
藤田一人(美術ジャーナリスト)
複数の評者によって話題の作家、展覧会をそれぞれの観点から見る。新コーナー。

●展評
PARTT
知多・名古屋・京都・大阪・神戸・広島・双三(広島)・福岡
札幌・盛岡・新潟・入善(富山)・世田谷・銀座・上野・江東・日本橋・京橋・渋谷・目黒
新宿・横浜・オーバハウゼン(ドイツ)

企画・作家         文
栗本百合子・近藤正勝    井上昇治 中日新聞文化部記者
小川信治・ヤノベケンジ   山田諭 名古屋市美術館・学芸員
渡辺えつこ         島敦彦 国立国際美術館・学芸員
栗田宏一・束芋       太田垣實 京都新聞社編集委員
石原友明・倉科勇三     尾崎信一郎 京都国立近代美術館・主任研究官
中村貞夫・呉本俊松     安黒正流 美術ジャーナリスト
金森拓磨・三桝正典     長曽我部誠 中国新聞記者
船田奇岑          大井健地 広島市立大学教授
阿部泰輔          山口洋三 福岡市美術館・学芸員
橋本礼奈          大野正勝 札幌芸術の森美術館・学芸員
神谷ふじ子         梁井朗 北海道新聞社文化部記者
杉本みゆき・浅沼宏     六岡康光 岩手日報社編集委員
原陽子・田中正弘      大倉宏 美術評論家
表現の鼓動・3人のグラス展  寺田幹 北日本新聞社文化部記者
秋岡美帆          光田由里 渋谷区立松涛美術館・学芸員
長沢明・日下芝       中村隆夫 美術評論家
菊畑茂久馬・斎藤典彦    草薙奈津子 美術評論家
北村美佳          立島恵 佐藤美術館・学芸員
ドーナッツ展・宮島葉一   渋澤和彦 産経新聞文化部記者
渡部聡・小谷元彦      荒木夏実 三鷹市芸術文化センター・学芸員
吉田素子・竹内光仁     中野中 美術評論家
坂井淑江・クリムト     天野一夫 O美術館・学芸員
末永史尚          石川健次 毎日新聞文化部記者
田島弘・東京芸大美術館展  日夏露彦 美術評論家
セザンヌ展         ワシオ・トシヒコ 美術評論家

●キャンパス素描
東京芸術大学
先端芸術表現科・中島隆
東京芸大に新設された学科で学生は何を学びどのようにして社会に出ていくのか?一人の学生を追ってその学科の可能性を探る。

●満つる刻・現代を駆け抜ける老境の画家たち
室田豊四郎
晩年を迎えた作家の突き抜けた美意識を読む。

●ミュージアムな街角
不意をつかれた「いってらっしゃい」

●その他
展評
PARTU・投稿編

●トピックス
浦和市立美術館と川口現代美術館スタジオの新たな試み
NiCAF'99 Tokyo 入場者数56328人と大きくアップ
秋の団体展から・院展・日展(日本画)・創画
現実の中で埋もれない美術とは? 代官山インスタレーション'99

●展覧会に行こう

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