芸術の険しい径に踏み込んだ筆者の、さらに行き着いた言葉の数々・・・   美術ファン待望の新刊!!




   ー画家がアトリエからー


   岡野浩二 著

   何故哲学が絵画に関係するのか!
   哲学的思考が実際の画の制作のどこに結びつくのか!



 アートヴィレッジ 発行  2009年4月
  ●定価: 2570円(税込) 
  ●
四六版 上製本 256ページ
  (送料300円)
 

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前著:「芸術の杣径(そまみち)」



前著 『芸術の杣径ー画家のアトリエからー』 (2005年12月30日発行)

から およそ3年・・・



いい収めたと思っていた「言葉」は、

まだまだ、沸々と湧いてきて止まらなかった。

真摯に、
画家としての命題を、

クリアーしようと努める著者だから、

これら、芸術の「哲学」は生まれました。



岡野浩二・画家のアトリエ ←著者の開設しているサイトです。作品や展覧会予定などご覧になれます。



・・・だから画家として、前著『芸術の杣径』にも書いたように、漁師としての立場から、
自分の内側から見た美術というものを書いておきたい。これが、本書の動機の一つです。
もう一つはポスト・モダンのこの現状があまりにも悔しい。たった一人であっても
言い続けたい。芸術は本当に素晴らしいものだ。人間にとってこんな素晴らしいものはない。
こんな素晴らしいものなのに、現況は悔しい。若い人が画家を志すにあたり、ポスト・モダンの
相対主義というか懐疑主義というか、それはつまらない、ためにならないよと言いたい。
こんなことを言っても徒労かもしれないけれども、言いたい。言わせてくださいということだ。
         (本文1章   「言いたい、言わせてほしい」より)



・・・写り写られという関係で生物界も人間界もできている。だから、自分のことを美しく
写されたいのなら、他人のことも美しく写してあげなければならない。他者を美しく写す、
そういうポリシーで生きればいい。人と世界は、そういう関係で生きていけたら幸福な
人生が送れるのに、自分は美しく大きく写して欲しいくせに他人は美しく写してあげない
という人や、透明人間のように人に写らずに欲望を満足させようとする人は、世界に
関わるパラダイムがおかしいので周囲との関係に障害が絶えない。
つい最近も「金で買えないものはない」と言った人がいたが、金では他人のなかの
自分の写像は買えません。金で、自分のなかの恥ずかしい記憶は消えません。
        (本文3章   「自分と他人は、写し写られしている関係」より)


一章         
二〇〇八年一月

  言いたい、言わせてほしい
  芸術を哲学する
  記号で捕らえない・・・
  絵画こそ最高の錯視
  世界が錯視される
  画だからできること
  虚数
  真・善・美に関わって生きる
  生きられる空間
  「絵にこうやれという定見はない」は間違い
  何故「在る」のか
  磁石と人間



二章         
二〇〇八年二月

  描写か表現か
  人生の処し方と美意識が、結びつかない……
  フラクタルとゲシュタルト
  夢の現象学  
  「俺が、俺が……」といっても
  百人百通りではない
  自我は排するほうがいい
  リンゴに目がいくと、リンゴの存在が見えない!?
  仕事は無限にある
  テンセグリティー
  年収四〇〇万の夫
  絵のうえで実存主義を捨てる
  鏡は美しいところに持っていく
  自己を放下すると生きることが楽になる



三章         
二〇〇八年七月

  ランダムなドットが立体に見えてくる体験…パラダイムの転換
  世界の写り方がよい人と悪い人…
  世界は外側にある
  物感のある絵を描きたい
  「あの空間はいいな」と感じさせる線、記号に見えない線
  跳ぶなら、高く跳べるフォームで…
  視覚のパラダイムを変えた印象派
  自我は、自我だけ死ね
  自分と他人は、「写り写られ」している関係
  消滅したことのない国、日本



四章         
二〇〇八年一一月

  他人に写った自分  
  どこのお坊ちゃま?
  写った自分と、実体の自分の乖離
  「ツルツルした氷の上」
  美は語り得ない?
  存在するのだから、そう見えない人が悪い
  紐を結び直す
  「金儲けして何が悪いの?」 というポスト・モダン
  イーゼル絵画と「物感」
  未来に向かって投げかける
  持っているだけで、お金が膨らんでいいのか!



五章         
二〇〇八年一一月

  記号では「時間」が捕らえられない
  飛ぶ矢は止まっている
  シュレーディンガーの猫
  絵画における時間性
  存在の時間性をあらわす芸術
  これからの絵が楽しみ




 *本書で言及される芸術家、哲学者、科学者は以下のように多数に渡っています。
 「芸術の哲学」であることはもちろんのこと、知識の上でも整理され役に立つ内容になっています。


プラトン   カント   ヘーゲル   坂本繁二郎   フッサール   ロスコ   モンドリアン   宮崎駿   谷内六郎   竹久夢二   ハイデッガー   芭蕉   ダ・ヴィンチ   クールベ   黒田清輝   梅原龍三郎   坂本繁二郎   岸田劉生   セザンヌ   ピカソ   マチス   モンドリアン   バーネット・ニューマン   ゴッホ   セザンヌ   ヴィクトル・ヴァザルリ   モネ   ジョージ・ガモフ   カルダーノ   ハミルトン   トルストイ   ピタゴラス   ソクラテス   アインシュタイン   キリスト   釈迦   高群逸枝   ビートルズ   ベラスケス   マルセル・デュシャン   ツァラ   アンドレ・ブルトン   フロイト   ダリ   エルンスト   キリコ   マグリット   ラウシェンバーグ   ジャスパー・ジョーンズ   デカルト   ムンク   ベーコン   ヒューム   サルトル   ドストフスキー   カミュ   タゴール   ローレンツ   ヘレン・ケラー   バックミンスター・フラー   エゴン・シーレ   ゴーギャン   ブラマンク   ゴーキー   ニーチェ   ナーガールジュナ   ルノワール   コロー   牧谿   国吉康雄   林武   ビュッフェ   雪舟   ジャクソン・ポロック   ガリレオ・ガリレイ   コペルニクス   ヨハネス・ケプラー   アイザック・ニュートン   トーマス・クーン   ティコ・ブラーエ   フェルメール   ナポレオン   夏目漱石   ウィトゲンシュタイン   バートランド・ラッセル   デリダ   ドゥルーズ   バルト   フーコ   ポール・ヴァレリー   ジョセフ・P・ケネディ   リオタール   ゲーデル   ハイゼンベルグ   ジョルジョ・モランディ   ド・スタール   マルセル・プルースト   等伯   ブランクーシ   イサム・ノグチ   西田幾多郎   大森荘蔵   小津安二郎   等々

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