芸術の杣径 (そまみち)
   ー画家のアトリエからー


   岡野浩二




 アートヴィレッジ 発行
  ●定価: 2570円(税込) 
  ●
四六版 上製本 292ページ
  (送料300円)
 

数量  

アートヴィレッジ書籍一覧からのご注文はこちら

「芸術の杣径」からさらに「芸術の哲学」へ…2009年4月


日々描きながら、沸々と湧いてきた言葉・・・

絵描きとして、話したくてたまらない芸術論・・・

文字通り、画家のアトリエから、

この珠玉の一冊は生まれました。




……
 僕には弱点がある。僕は落語『寝床』の大家を自認している。大家の義太夫好きと同じように僕に芸術論や哲学の話をさせたら、嬉しくて嬉しくてもう止まらないのだ。

他の分野の事にはほとんど話題はないのだけれど、日常生活の九〇%の時間は画家として過ごしているのだから、当然その事について他人に話したい事が山ほど溜まってくる。僕を知らない人は一度か二度は聞いてくれる。

しかし三度めくらいからはあきらかにへきえきとした様子で帰りたがる。そんな時はアトリエの鍵を掛けても帰したくない。ちょうど、蔵に逃げ込んだ番頭を追いかけて外から鍵を掛けて閉じ込め、蔵の小さな窓から義太夫を唸り込んだ大家の気持ちが痛いほどよく分かる。

……(中略)

 
僕がマチスの本に助けられ、励まされたように、この本がこれから孤独で厳しい芸術の道を歩もうと志している若い画家の人達に少しでも参考になれば法外の幸せです。

そして、この本を読んだ若い絵描きがアトリエに僕の芸術論を聞きに訪ねて来てくれることを「寝床」の家主は独り、首を長くして待っています。


(まえがきより)

スパイラルトルソ 2005 真鍮 35.5

その1
●超越
●芸大受験
●学生時代
●マチスの切り絵
●彫刻
●教わる
●パラダイム
●他の教室に行って描く
●個展
●日常・非日常
●分岐点
●デッサン(高校の美術クラブ)
●方法論(一)
●芸大の石膏デッサン
●母の反応
●自分が歳をとるにつれて評価が上がる父親像
●子供にとっての父、母
●プレ印象派・コロー
●芸大という所

その2
●セザンヌの前に(写真の登場)
●プレ印象派と印象派、ルノワールとセザンヌ
●自分の仕事のアナロジー
●セザンヌの描き方
●キュビスム
●絵画空間はリズム
●セザンヌによる「空間の創造」
●銀ヤンマと仮説演繹法
  ………
  ( 目次より    以下略 以下全73項目の芸術論を満載!!)

アートヴィレッジの本、一覧はこちら   アートヴィレッジHOME    『てんぴょう』TOP

東京都中央区京橋1-6-7・2F  アートヴィレッジ
TEL:03-6228-6581 FAX:03-6228-6582
Copyright (c) 2012 art village  All rights reserved.d.