-人間は、人から愛された程度にしか人を愛せません-
      kokoroga   

心がもっと軽くなる

心療内科医(おいしゃさん)と話そう

著者: 菊川豪 (医学博士)
定価: 1620円 (税込)
サイズ:  四六判 336ページ 上製本
発行: アートヴィレッジ   2011年11月
        (送料300円)

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…このときに、医師である私の中に「布置(咳払いもできない空気が漂う一瞬)」が

起こっていました。「布置」とは、黙っていても相手との間に同じ心情が生まれ、

伝わる時間をいいます。それは、治療上で、将来的にも生き続ける治療力と

治療継続のもとになります。

しばし、間を置いてから、また質問を始めました…  

    (二章、心療内科の診察現場 より)



目次

第一章 心とは?


第二章 心療内科の診察現場、「医師はこう考えて話しています」

    (診察の実例多数)

第三章 心の発達は家族の愛情の中で


第四章 各々の年代における問題行動と病気、その対応
       幼児期、学童期、青年期、成人期・更年期、向老期、高齢期

 

 

お母さんから愛されていると、劣っている分だけ人間は他のもので頑張るのです。

しかし、「劣等感コンプレックス」というのは、自分が劣っているものに対して

引っ張られてしまうのです。

そういう意味では、じつは、競争することなく相手を支配できる時代、

つまり赤ちゃんの時代がどうであったかが、後に大きく影響するのです。

 

 

 

人間というのは、普通は学校の中で友達や教師に出会って、

あるいは近所のおじいさん、おばあさんに出会って、六、七歳で

半人前になるのです。

ほんとうは六、七歳までが勝負です。

しかし六、七歳の勝負を失敗しても、人間はすぐには青年期にはなりません。

潜伏期でもう一回修復する時間があり、直すチャンスがあるのです。

直せるのです。さらに青年期でも直せるようになっていて、

三重の安全装置が入っているのです。

だから三、四歳で失敗しても、潜伏期でまたうまくいくし、青年期でもう一回うまくいきます。

青年期で失敗するとなかなか難しいですが、安全装置が三つかかっているから、

ちょっとは失敗しても補修できるから大丈夫なのです。

 

 

 

いまの家庭では、一部に心が未熟で不安な親たちが育ち、

その心の未熟な親が育てた子供たちは、

心よりももっと奥の心を河合隼雄先生のいわれた「魂」としたら、

「魂」の病んだ青年として育ったともいえます。

そこから「魂」の病んだ成人が育ってきたといえるのではないでしょうか。

さらに、勝ち組と負け組に分けることで、

豊かさや幸せを決める尺度をお金や社会的な地位に求めていると考えられます。

        (三章、心の発達は家族の愛情の中で より)

 

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